「まぁいいか」じゃなくて「それでもいい」── 自己肯定感が変える婚活の景色

たくさんのひとから恋活・婚活のお悩みを聞いていると以下の悩みを持つ人が本当に多い。

  • 人のことを好きになれない
  • なぜか自分だけうまくいかない
  • いいひとがいない

すべての根本的な問題は自己肯定感が低いからでは?と思っています。

自己肯定感を上げたい!!と思っている人は本当に多い。

でも、問題は自己肯定感を上げるためにはどうすればいいの?ってこと。

今日は自己肯定感についての持論を展開させていただきます。

■ 「自分に甘くなること」が悪いことだと思っていない?

多くの人が「自分に甘くなるな」「もっと頑張れ」と言われて育ってきた。
努力して、結果を出して、認められる。
そうやって生きていくうちに、「許す」とか「受け入れる」よりも、「我慢する」「耐える」ほうが正しいと信じ込んでしまった。

でも、自己肯定感が低い人ほど実は――
「自分を許していない」ことが多い。

どんなに努力しても、
「まだ足りない」「あの人はもっとすごい」って自分を責めてしまう。


■ 自己肯定感を上げるのは、“自分を許す力”

自己肯定感を上げる方法は「自分を甘やかすこと」ではなく、
“自分を許すこと”

たとえば、

  • 怒られても出社してる自分、スゲーじゃん。
  • 今日もちゃんと起きて、なんとか一日を生きてる自分、偉いじゃん。

そんなふうに、自分を笑って受け入れられる人は強い。
なぜなら、環境がどう変わっても自分の心の軸がブレないから

褒められると一時的に気分は上がる。
でもそれは「外の評価」に依存した自己肯定感。
本物の自己肯定感は、「自分の存在を自分で肯定できる力」

■ 「まぁいいか」ではなく、「それでもいい」

「自分に甘くなる」と聞くと、
“現実から逃げること”や“努力をやめること”だと誤解されがちです。
でも、本当に必要なのはそういう“投げ出し”ではありません。

あなたが言う「甘さ」は、“現実をちゃんと見たうえで、自分を嫌いにならない”という優しさなんです。


「まぁいいか」は、目をそらす言葉。

疲れたとき、落ち込んだときに言う「まぁいいか」は、一時的な逃げ道になります。
これは“自分を守るための防衛反応”としては悪くない。
でも、そこにずっと留まると、
「本当は納得していないのに、向き合うのが怖い」まま、心が止まってしまう。

つまり、「まぁいいか」は“現実から距離を取る言葉”なんです。


「それでもいい」は、受け入れる言葉。

一方で、「それでもいい」は現実をしっかり見据えたうえで出る言葉。
「できなかったけど、努力した自分を認めよう」
「落ち込んでるけど、そんな自分も人間らしくていい」

そうやって、結果や完璧さよりも、“存在そのもの”を認める姿勢
これが自己受容の本質です。

たとえば、こんな違い。

状況「まぁいいか」的な反応「それでもいい」的な反応
上司に注意された「もう知らん。どうでもいい」「落ち込んだけど、学べたこともあったな」
目標を達成できなかった「やっぱり自分はダメだ」→「もういいや」「今回はうまくいかなかった。でも、頑張った自分を嫌いにはならない」
嫉妬してしまった「こんな気持ちになる自分が嫌だ」「嫉妬するほど何かを大切に思ってるんだな」

この違い、ほんの一言だけど、自己対話の方向がまったく逆なんです。


■ 「まぁいいか」ではなく、「それでもいい」

ここ、すごく大事。
「自分に甘くなる」と言うと、サボることや逃げることだと誤解されやすい。
でも、“甘さ”はそうじゃない。

それは、「自己放棄」ではなく「自己受容」

  • 「まぁいいか」は、現実を見ないようにする“逃げ”。
  • 「それでもいい」は、現実を受け止めた上で、自分を嫌いにならない“強さ”。

この違いが、人生をまるごと変える。


■ 自己受容は「現状肯定」ではなく「存在肯定」

自己受容というのは、「今のままでいい」と開き直ることじゃない。
「今のままでもいい。でも、もう少し良くなりたい。」
この“矛盾を抱えたまま生きる”姿勢こそが、真の自己肯定感。

人間は完璧じゃない。
むしろ、完璧じゃない自分を受け入れられる人の方が、ずっと成熟している。
心理学ではこれを「両立思考」と言う。
**“受け入れながら、成長する”**という柔軟な思考法。


■ 自分に優しくなれると、他人にも優しくなれる

「自分に甘くなると、他人にも甘くなれる」

人を責める人ほど、自分を責めている。
逆に、自分を許せる人ほど、人の不完全さにも寛容になれる。

つまり、自己受容は他者受容への入口
自己受容ができると好きな人がどんどん増えていきます。


■ 「愚痴を言う人生」と「好きな人を数える人生」

死ぬときに、どんな顔をしていたいか。
愚痴や文句を言って終わる人生より、
「あの人のここが好き」「あの瞬間が嬉しかった」と思える人生がいい。

人を許せる人は、自分を許してきた人。
感謝できる人は、過去の自分を責めていない人。


■ 自己肯定感が上がると、婚活は劇的に変わる

自分を信じられるようになると、婚活の景色がガラッと変わります。
以下は、自己肯定感が高まった人が手に入れる“リアルな変化”です。


① 「選ばれる」から「選ぶ」婚活へ

相手の反応ではなく、自分の感情で判断できるようになる。
「この人、私をどう思ってる?」ではなく、
「この人と一緒にいる自分、好きかも」で決められる。


② 失敗しても立ち直りが早くなる

断られても、「合わなかっただけ」と思える。
出会いが減っても、「まだチャンスはある」と前を向ける。
つまり、“心の回復スピード”が圧倒的に速くなる。


③ 無理をしない恋愛ができる

背伸びも、我慢も、演技もしない。
ありのままの自分でいられる関係は、
「相手の前で自然に笑える時間」が増えていく。


④ 「愛される」より「愛せる」人になる

自分を大切にできる人は、相手にも優しくなれる。
相手のミスを責めず、「大丈夫だよ」と言えるようになる。
その優しさが、愛される魅力になる。

■ 最後に:甘さは“逃げ”じゃなく“再生”の哲学

「自分に甘くなる」って、実は勇気のいること。
頑張ってきた人ほど、自分を許すことに慣れていないから。

でも、自分を責め続けても、前には進めない。
自分を許せたとき、人はようやく立ち上がれる。

だから、どうか今日くらいは、自分に優しくしてほしい。
怒られても落ち込んでも、それでも前を向いている自分を――
「スゲーじゃん」って、笑ってあげよう。

結婚相談所ヨル 住田北郎
「婚活を、もっとおもしろく。結婚を、もっと自由に。」