― 自分を犠牲にしない愛し方 ―
■ 「いい妻にならなきゃ」と思って、苦しくなってない?
婚活をしていると、
「家庭的で、気が利いて、支えるタイプの女性にならなきゃ」
と思う瞬間って、ありませんか?
でもその「理想の妻像」って、
よく考えたら、自分で選んだものじゃないかもしれません。
親や世間、SNSで見る“理想の夫婦像”の中で、
「こうあるべき」というイメージがいつの間にか心の奥に入り込んで、
“自分の本音”よりも“他人からの評価”を優先してしまう。
その結果、
- 相手に合わせすぎて疲れる
- 自分の欲求を言えなくなる
- 「私は十分頑張ってるのに、うまくいかない」
そんなふうに感じてしまう人が、本当に多い。
■ “良妻賢母”という幻想の正体
「良妻賢母」って、実は明治時代に作られた言葉です。
当時、社会が“都合のいい女性像”を必要として生まれた価値観。
つまり、あなたが「いい妻になりたい」と思う気持ちの中には、
“誰かにとっての理想”を演じようとする無意識が混じっている可能性があります。
でも本当に大切なのは、
「誰かにとっての理想」じゃなくて、
“自分にとって幸せなパートナー像”を再定義すること。
■ 自分の“欲求”に気づくことから、愛は始まる
「自分を犠牲にしてでも支える」
そんな愛し方は、一見美しく見えても、長くは続きません。
なぜなら、抑えた欲求は必ず関係の中で歪むから。
- もっと認めてほしい
- もっと甘えたい
- もっと自由に生きたい
そういう本音を「ワガママ」と勘違いして抑え込むと、
やがて相手に期待や怒りの形でぶつかってしまう。
だからこそ大事なのは、
「欲求を否定せず、ちゃんと飼いならすこと」。
自分の中にある“欲しい”“満たされたい”というエネルギーを、
相手をコントロールするためではなく、
“関係を育てるため”に使うんです。
■ 「良い妻」より「自分をわかってる人」
僕は、婚活を通して多くの女性に出会ってきた中で感じるのは、
「自分の欲求を理解している女性ほど、関係がうまくいく」ということ。
彼女たちは自分を知っている。
自分が何に幸せを感じ、何にストレスを感じるのか。
だからこそ、相手を理解する余裕がある。
“良い妻”であろうとするよりも、
“自分を知っている人”になること。
それが、本当の意味で「愛される人」だと思う。
■ 婚活は、“他人探し”じゃなく“自分と再会する旅”
婚活って、誰かに愛されるための試験じゃない。
「自分の本音と向き合い、
それを受け入れてくれる人を見つける」ためのプロセスです。
つまり、婚活とは――
「他人探しの旅」ではなく、「自分と再会する旅」。
“良妻賢母”という幻想を手放して、
“ありのままの自分”で愛し、愛される関係を築いていこう。
■ 最後に。
誰かの理想を生きるより、
自分の真実を生きる方が、ずっと強くて美しい。
結婚は、我慢でも奉仕でもなく、
**「自分を知り、相手を知る共同作業」**です。
だから今日からは、
「いい妻にならなきゃ」ではなく、
「いい自分でいたい」から始めよう。
written by 住田北郎(結婚相談所ヨル)
― 結婚は、人生をもっと自由にする ―