恋愛はしんどい。でも結婚はしたい──ラブコメ世代の男の本音

毎クールのように、新しいラブコメアニメが始まる。

学園、日常、ハーレム、擬似恋愛。

正直

「またか」と思いながら

気づいたら普通に見てる自分もいる。

これ、たぶん俺だけじゃない。

日本ではもう何年も、

男性向けラブコメが当たり前のように作られ続けている

ブームじゃない。

流行でもない。

完全に定常供給。

じゃあ、なぜここまで作られるのか。

それはたぶん

俺たちが思っている以上に、必要としているからだと思う。


恋愛のコストは、昔よりかなり高い

今の恋愛って、普通に難しい。

俺自身、20代の頃

「よし、ちゃんと恋愛しよう」って思った時期があった。

マッチングアプリも入れたし

プロフィールもそれなりに考えた。

でも正直

メッセージの一言一言で気を使って

既読がつかないだけでソワソワして

返事が来なくなったら

「何がダメだったんだろう」って一人反省会。

数回それを繰り返しただけで

ふとこう思った。

「これ、しんどくないか?」

恋愛が嫌いになったわけじゃない。

ただ、心の消耗が大きすぎた

だから恋愛から距離を取るのは、

逃げというより

自分を守る判断だったと思ってる。


ラブコメは、恋愛の代替として優秀すぎる

そんな時に見るラブコメは、

正直、ちょうどよかった。

否定されない。

好意はわかりやすい。

変に頑張らなくても話が進む。

俺も普通に

仕事終わりにアニメ流しながら

「こういうのでいいんだよな」

って思ってた側だ。

現実の恋愛みたいに

何かを証明しなくていい。

だから気づくと

こうなってた。

「まあ、恋愛しなくても

今は困ってないな」

この感覚

たぶん多くの人が一度は通ってる。


それでも「結婚はしたい」と思ってしまう

ただ、不思議なことがある。

恋愛は正直しんどい。

でも結婚は

「いつかはしたい」と思ってる。

これ

俺自身ずっと引っかかってた。

恋愛が面倒なら

結婚も面倒なはずなのに。

でも違った。


結婚が欲しかった理由に、あとから気づいた

ある時、仕事でかなりきつい時期があった。

成果は出ない。

自信も落ちる。

正直、誰にも弱音を吐きたくなかった。

そんな時、

「これが一生続いたらどうなるんだろう」

ってふと考えた。

その時に思ったのが

「一人で全部背負い続けるの、無理だな」

という感覚だった。

ここで初めて気づいた。

俺が欲しかったのは、

恋愛のドキドキじゃなくて、

  • 人生を一人でやらなくていい感覚
  • 将来を一緒に考える相手

だったんだと思う。


なぜ結婚だけは代替できないのか

よく言われる代わりはたくさんある。

友達、仕事、趣味、コミュニティ、ペット、制度。

どれも大事だし、

助けになる場面もある。

でも決定的に違うのは、

全部「分業」だということ。

  • 感情はここ
  • 生活はここ
  • 将来はここ

結婚は違う。

同じ相手と

同じ時間を生きて

生活も感情も将来も

まとめて引き受ける。

しかも、

簡単に逃げない前提で。

この「統合された関係」だけは、

他では代わりがきかない。


代替できないものは、人生の中心になる

仕事は変えられる。

趣味も変わる。

人間関係も入れ替わる。

でも、

人生を丸ごと共有する相手は

そう何度も取り替えられない。

だから結婚は

縛りじゃなくて

人生の基盤になる。

身体と心のリソースを集中させる場所になる。


最後に

もしあなたが、

恋愛は正直しんどい。

でも一生一人は違う気がする。

ラブコメ見ながら、

どこかで将来を考えてる。

そんな状態なら、

それは甘えでも、矛盾でもない。

俺も同じところにいた。

ラブコメが流行る時代だからこそ、

結婚の意味は、

逆にはっきりしてきている気がする。